2014年3月5日
仕事術・就職

How not to be fooled title
Money Death / Oli R

いつの時代にもある、ウマい儲け話。

「誰でも月収100万」「年収1億の男の◯◯」「秒速で1億」みたいな怪しげなセミナーや情報商材はよくネット上で見かけますし、昔から「投資すれば必ず儲かる!」といって金を騙し取るなんていう手口は枚挙にいとまがありません。

「必ず儲かる」方法を人に教えるわけないでしょとわかる人が大多数だとは思うのですが、やはりカモはいるらしくこの手の商売はいつまでたってもなくなりません…。
ではどうすればダマされずに済むのでしょうか。

自称:騙されにくいタイプの私がどのように考えているのか、書いてみたいと思います。

相手の行動に、納得のいく理由があるか?

人が何か行動を起こすことには、必ず理由があります。
お金に関することであれば、なおさらのこと。

そう考えた時に、前述の儲け話はどう考えてもおかしいことがわかります。
不特定多数にそんな話を広げる理由がないからです。

  • 大勢に教えてしまうと、パイが減るため儲けが減るはず
     (儲かる人が無限に増え続けるわけがない)
  • 誰でもできる方法であれば、なぜそれを繰り返して自分や身内だけでもっと儲けようとしないのか
  • 本当に簡単に儲かるなら、なぜもっと広まらないのか。なぜ自分の周りにいないのか

ちょっと考えただけでも、相手の行動に納得感のある理由がない(→何かそのような話を広めたい別の理由があるはず)ということがわかります。

自分の利益だけでなく、相手の利益はどこにあるのか考える

How not to be fooled 1
Le Penseur at Columbia University / InSapphoWeTrust

では、別の理由とはなんでしょうか。

それは「広めることでお金(紹介料)をもらえる仕組みだから」に他なりません。

有り体に言うと、ねずみ講・マルチ商法・(通称)ネットワークビジネスと仕組みは同じ。

・加盟者が新規加盟者を誘い、その加盟者がさらに別の加盟者を誘引するという連鎖により、階層組織を拡大する仕組みである。
・新規加盟者を増やすことや、加盟者及び配下の加盟者(ダウンライン)の商品購入金額により、自分がランクアップしたり(ランク制度)、報酬(コミッション、ボーナスとも言われる特定利益のこと)の対象範囲が大きくなり、利益が増える仕組みがある
マルチ商法 – Wikipediaより)



ねずみ講、マルチ商法、「すぐに儲かる!」みたいな情報商材は、それぞれ呼び方や適用法律などに違いはあるものの、

  • 加盟者を紹介すればするほど紹介料が増えるので、積極的に勧誘をする
  • 紹介料はどんどん上に吸い上げられていくため、ピラミッドの上層ほど儲かり、下層になるほど搾取される
  • 結果、自分が上層になれば人を騙して儲ける人間に成り下がり、下層であればお金を騙し取られて終わる
  • 同じ商売をしている人たち以外との人間関係は壊れやすい

という点において似たようなものと言えるでしょう。

こういう勧誘をしてくる知り合いとは縁を切った方がいいです。性格か頭かどちらかが悪いと推測されるので。。。

思考力を低下させられる状況を回避する

How not to be fooled 2
Photo by PAKUTASO/ぱくたそ

なぜ、こういう怪しげな儲け話に騙されてしまう人が出てくるのでしょうか。

基本的には、メルマガや勧誘等の数を打ちまくって思考力がそもそもない人を探すか、思考力の鈍っている人をあと一押しして思考停止させるところにあるのだと思います。


前者の「思考力のない人」を言い換えると「自分の利益しか考えられない人」とも言えるでしょう。
勧誘者がどうやって利益を得ているか、あるいは自分が今後勧誘した相手からお金をどんどん巻き上げるとはどういうことか、そこに考慮が及べばそううかつに手を出さないとは思うのですが。。。

所属する会社での仕事や給料に不満を持っている人ほど、ウマい話に飛びつきやすい傾向にあるのかなと。


後者の「思考力を低下させる」手法としては、例えば「◯◯人限定!」「販売終了まであと1日!」「あなたは特待生に選ばれました!」などと煽り、立ち止まって考える前に申し込ませる。
大量のサクラを仕込んだセミナーで「自分にもできるんだ」と集団心理を煽ったり、長時間の拘束などで肉体的・精神的に負荷をかけるといった手法が考えられます。

きちんと考えて行動すれば大丈夫だとは思いますが、セミナーなどに行ってしまうと物理的に拘束されたり弱みを突いて洗脳される恐れもありますので、怪しい集まりには近づかないのが賢明でしょう。

「なぜ?を考える」ことの重要性

なぜその出来事は起きたのか、人がなぜ自分にそのような言葉をかけてくるのか。

表面的な事象ばかりをすくって「なぜそうなっているのか?」を考えないと、たまたま一時的にうまくいっても再現はできませんし、成長もありません。
これはどんな仕事だろうと同じだと思います。

そうなると人から言われた仕事をこなすしかなくなり結果を出すことは難しくなりますし、ウマい話にもコロッと騙されやすい。

自分で考えることを放棄している人こそが、悪徳商法の一番のカモなのです。

もしも情報商材屋やマルチに騙されたら…

もしも自分や家族、知り合いが情報商材やマルチに騙されていることがわかったら、泣き寝入りせずに国民生活センターに相談してみましょう。

これまでも、情報商材屋から返金を勝ち取った事例が多くあるようです。

※Facebookで情報をいただきました。ありがとうございます!

あとがき

ものすごくかいつまんで言えば「人の甘言に乗っからず自分のアタマで考えようよ」といった感じでしょうか。

長々と書いてきましたが、この記事で一人でも自分自身での思考力を取り戻すきっかけになれば何より嬉しいです。

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