2014年1月24日
クレジットカード

Amazon credit card title
Credit Cards / 401(K) 2013

Amazonのクレジットカードが5年ぶりに復活したとかで、一部で話題になっているようです。

Amazon利用時の還元率は、年会費1,350円(初年度無料)の通常カードが1.5%、年会費10,500円のゴールドだと2%とのこと。

それに対し、当ブログでは以前還元率の高いクレジットカードについて記事にしました。
それぞれ還元率は1.5%以上で年会費も手頃、かつ初年度無料。



では、Amazonクレジットカードと当ブログで紹介した高還元率カード、どちらの方が実際お得なのか?
いくら使う場合はどのカードを選べばいいのか?

年会費や還元率、実際に買い物をした場合の還元額などといったポイントでガッツリと比較してみました!

まずは、Amazonクラシック・ゴールドカードと、以前の記事で紹介した還元率の高い4つのカード(Orico THE POINT、マイレージプラス、REX、漢方スタイルクラブ)計5つのカードについて見ていきましょう。

※お時間のない方は最後の「比較表」「総評」まで飛ばしてもらってもOKです。

① Amazon MasterCardクラシック

今回復活したAmazonのクレジットカード通常版。Amazonの箱っぽいデザイン。
Amazonで100円利用ごとに15ポイントもらえるが、10ポイント1円なことに注意。(まぎらわしい)

▼年会費

1,350円(初年度無料、年1回以上の利用で翌年度も無料)

▼還元率(Amazon利用)

1.5%(100円ごとに1.5円相当のポイント)

▼還元率(通常利用)

1.0%(100円ごとに1円相当のポイント)

▼入会時ボーナス

Amazonポイント2,000円相当

▼その他特徴

・年間100万円までの買い物安心保険

② Amazon MasterCardゴールド

Amazonのゴールドカード。年会費がアップする分、保険が付帯したり還元率、入会ボーナスがアップしている。また、Amazonプライムも自動付帯。

▼年会費

10,500円

▼還元率(Amazon利用)

2.0%(100円ごとに2円相当のポイント)

▼還元率(通常利用)

1.0%(100円ごとに1円相当のポイント)

▼入会時ボーナス

Amazonポイント3,000円相当

▼その他特徴

・Amazonプライム自動付帯
・最高5,000万円の旅行傷害保険
・年間300万円までの買い物安心保険

これらのAmazonクレジットカードに対し、Amazon含む全てのショッピングで上回る還元率を誇るのが、以下3枚のカード。

いずれも普通に使うだけで還元率1.75%以上、という高還元率です。

③ Orico Card THE POINT

Orico Card THE POINTは、入会後半年(or 利用額50万円まで)という制限はあるものの、2%という高還元率を実現している驚きのカード。

年会費無料かつ電子マネーのiDやQuicPay機能がついているため、他の高還元率カードと2枚持ちして半年間だけこちらを使い、その後はコンビニ専用カードとして利用するという手もあり。というか私はそうしてます。

▼年会費

無料

▼還元率(Amazon・通常利用ともに)

2%(ただし入会後半年間 or 利用金額50万円まで)

▼入会時ボーナス

入会特典1,000ポイント(2016/3/31まで)
+オリコポイントゲートウェイに新規登録して1,000ポイント
+オリコカードを3回以上利用すると2,000ポイント
+電気代、携帯代金の支払い手続きをするとそれぞれ1,500ポイント
+家族カード入会で500ポイント
(+キャッシング枠選択、マイ月リボ申し込みでさらにそれぞれ500ポイントのゲットが可能だが、金利のほうが高くつく可能性もあるので注意)

※よって、例えば半年間で2%還元のMAXである50万円使うと合計18,000ポイントとなる

▼その他特徴

・iD、QuickPayをチャージ無し(後払い)で利用可能


Orico Card THE POINTに関しては以下の記事で詳しく解説しています。こちらもご参考に。

④ マイレージプラスセゾンカード

MileagePlusセゾンカードは、ANAとも提携しているユナイテッド航空のマイレージが貯まるカード。
通常は100円ごとに0.5マイルですが、追加年会費5,000円を払うことで100円ごとに1.5マイルとすさまじい還元率になります。

さらに、このマイレージプラス(UNITEDマイル)のすごいところは、片道5,000マイル、往復10,000マイルで日本全国ほぼどこでも行けてしまうところ。
ANAやJALでいえば閑散期の一番安いマイル水準で、時期を問わず日本のほとんどの路線が使えてしまうのです。
(片道800マイル以内の場合。例えば東京発だと沖縄以外はOK、福岡発だと北海道以外はOKなど。800マイル以上の場合は片道8,000マイル)

そう考えると1マイルの価値は少なくとも2円、使い方次第でそれ以上の価値となるわけで、還元率に直すとなんと3.0%以上
旅行に行くことがある人であれば、間違いなくおすすめです。

▼年会費

1,500円
(獲得マイルが増える「マイルアップメンバーズ」加入時は+5,000円)

▼還元率

0.5%分のマイル=1.0%分の価値
(マイルアップメンバーズは1.5%分のマイル=3.0%分の価値)

▼入会時ボーナス

【VISAブランドのみ】
入会特典2,000マイル
+4ヶ月以内に20万円利用で1,500マイル

▼その他特徴

・AMEXブランドのみ、年の更新ごとに500マイル
・最高3,000万円までの海外旅行傷害保険(自動付帯)
・西友、リヴィンでの買い物は、毎月5日と20日は5%OFF

レビュー記事も書いてますので、そちらも参考にどうぞ。

マイレージプラスカードで貯まるユナイテッドのマイルを使った予約方法については、以下の記事で解説しています。

⑤ 漢方スタイルクラブカード

漢方スタイルクラブカードも、使う場所を問わず1.75%のキャッシュバック。2年目以降が年会費無料にならない代わりに、利用額に応じたボーナスポイントがある。
また、ANAマイルがANA公式カードより貯まるという謎カードでもある。

……だったのですが、2015年12月より還元率が下がり、キャッシュバックは1.5%、マイル還元は100円あたり0.9マイルとなってしまいました。一歩後退といったところでしょうか。

▼年会費

1,575円(初年度無料)

▼還元率(Amazon・通常利用ともに)

1.5%(2000円で30円分のポイント。カード利用額から値引き)
+ボーナスポイント
年間67万円(月間約55,800円)以上の利用で1,250円分
年間117万円(月間約97,500円)以上の利用で1,750円分

▼入会時ボーナス

到着後3ヶ月以内の利用額に応じてカード利用額から値引き
5万円以上 → 2,000円分
7万円以上 → 3,000円分
10万円以上 → 5,000円分

▼その他特徴

・盗難保険、ネットあんしんサービス
・最高2,000万円の旅行傷害保険
・ANAマイルに交換可(100円あたり0.9マイル)

⑥ REXカード

REXカードは、使う場所問わず1.75%の高還元率キャッシュバックを受けることができるカード。

……だったのですが、こちらも2015年12月より1.5%に下がってしまいます。残念。

▼年会費

2,625円(初年度無料、年間50万円の利用で翌年度も無料)

▼還元率(Amazon・通常利用ともに)

1.5%(2000円で30円分のポイント。カード利用額から値引き)

▼入会時ボーナス

到着後3ヶ月以内の利用額に応じてカード利用額から値引き
5万円以上7万円未満 1,000円分
7万円以上10万円未満 2,000円分
10万円以上 3,000円分

さらに、各種サービス登録で値引き
Jリボサービスの登録 1,000円分
Web明細サービスの登録 500円分

▼その他特徴

・盗難保険、ネットあんしんサービス
・最高2,000万円の旅行傷害保険 or ショッピングプロテクション(購入した商品の90日間補償)を選択可
・価格.com安心支払いを無料で利用可、さらにその場合還元率が2.0%に
・色はブラック、ボルドー(ワインレッド)を選択可

REXカードについては詳細記事も書いていますので、そちらも参考にどうぞ。

Orico、REX、漢方はAmazonならさらに0.5%キャッシュバック

漢方スタイルクラブカード、REXカードはいずれもジャックスが発行しているカード。
(おそらく還元率を頑張って加入者を増やそうという方針なのでしょう)

ジャックスカードを利用する場合、JACCSモール(ジャックスモール)というサイトを経由してAmazonで買い物をすれば、さらに0.5%のキャッシュバックが受けられるのです。

同様に、Orico Card THE POINTもオリコモールというサイト経由で0.5%キャッシュバック率がアップします。

毎回サイトを経由するのは若干面倒ですが、特にAmazonで高額なショッピングをする場合にはきちんと経由しておいた方がお得です。

各カードの比較表

以上の情報を踏まえ、今回紹介したほとんどのカードの年会費が条件なしor軽い条件で無料となる初年度、年の利用金額によって異なる2年目以降に分け、「Amazonの年間利用額によるキャッシュバック」から「年会費(かかる場合)」を差し引いた額を算出してみました。

なお、REX・漢方スタイルクラブカードはJACCSモール経由で買い物したとします。
Orico Card THE POINTは高還元率期間が入会後半年間or利用50万までという制限があるため、またMileagePlusセゾンカードはマイル還元のため表には加えていません

▼初年度

カード名 年会費 還元率
(Amazon/通常)
Amazon年間利用額による還元額 − 年会費
年間12万 年間30万 年間60万 年間120万
Amazonクラシック 0円 1.5%/1.0% 1,800円 4,500円 9,000円 18,000円
Amazonゴールド 10,500円 2.0%/1.0% -8,100円 -4,500円 1,500円 13,500円
漢方スタイルクラブカード 0円 2.0%/1.5% 2,400円 6,000円 12,000円 25,750円
REXカード 0円 2.0%/1.5% 2,400円 6,000円 12,000円 24,000円

▼2年目以降(前年利用額が50万未満)

カード名 年会費 還元率
(Amazon/通常)
Amazon年間利用額による還元額− 年会費
年間12万 年間30万 年間60万 年間120万
Amazonクラシック 0円 1.5%/1.0% 1,800円 4,500円 9,000円 18,000円
Amazonゴールド 10,500円 2.0%/1.0% -8,100円 -4,500円 1,500円 13,500円
漢方スタイルクラブカード 1,575円 2.0%/1.5% 825円 4,425円 10,425円 24,175円
REXカード 2,625円 2.0%/1.5% -225円 3,375円 9,375円 21,375円

※Amazonクラシックは1回のみの利用で年会費無料となるため0円とした

▼2年目以降(前年利用額が50万以上)

カード名 年会費 還元率
(Amazon/通常)
Amazon年間利用額による還元額 ー 年会費
年間12万 年間30万 年間60万 年間120万
Amazonクラシック 0円 1.5%/1.0% 1,800円 4,500円 9,000円 18,000円
Amazonゴールド 10,500円 2.0%/1.0% -8,100円 -4,500円 1,500円 13,500円
漢方スタイルクラブカード 1,575円 2.0%/1.5% 825円 4,425円 10,425円 24,175円
REXカード 0円 2.0%/1.5% 2,400円 6,000円 12,000円 24,000円


以上よりわかる通り、Amazonクラシックの方が得するパターンは非常に少なく、他のカードの方が多くの場合得することがわかります。

AmazonゴールドにはAmazonプライム(年間3,900円)が自動付帯するため利用する人は+3,900して考えてもOKですが、それでも他の4カードに全然及びませんね…


なお、これはAmazonでの買い物に限った場合です。REX・漢方カードはそれ以外のジャックスモール非対応ショップだと1.5%に還元率が落ちますので注意。
対してAmazonクラシックは1%とこちらはこちらも大幅に落ちるため、楽天カードやTカード等他の凡百のカードと同程度となってしまいます。

総評

以上より総括します。

・Amazon専用カードとしてクラシックを持つなら損はしないが、他のカードに比べ得という訳でもない。Amazonゴールドも、年間数百万をAmazonで使わない限り他のカードに比べ得にはならない

・入会後半年間or利用額50万円以内に限れば、Orico Card THE POINTが最強。年会費無料なのでとりあえず作って半年使い、後はコンビニ払い専用カードにしてしまうのもアリ

・マイルを使う機会があるなら、MileagePlusセゾンカードが高還元&ANAやJALよりも断然良い交換レートで圧倒的にお得

・メインカードにするなら、Amazon利用に限らず還元率の高い漢方スタイルクラブカード、REXカードのいずれかを使い倒した方が明らかに得…だったが、そのお得度は改悪によりかなり縮小した

あとがき

各カードでいろいろな条件があるためわかりにくい面もあると思いますが、「Amazonクレカより還元率高いカードもあるんだな」くらい伝われば十分です。

個人的には、「見た目が好きでしかたない」とかいう理由でもない限り、Amazonのクレジットカードは使う必要ないんじゃないかなと。

あとは、自分の使用シーンに合わせて選んでみてください!

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