2013年9月11日
iPhone情報

ガラケーからiPhoneの国になる日本
Photo by The Verge

ドコモのiPhone参入が発表された日本の携帯電話業界。

このことにより、かつては「ガラパゴス携帯」と言われるほどに諸外国とかけ離れた独自の携帯文化を築いてきた日本が、今度は世界でも類を見ないiPhone独占国家になろうとしています。

なぜそう言えるのか、そして何が起こるのか考えてみました。

「ガラパゴス携帯」で、独自のケータイ文化を築いてきた日本

Iphone country japan 2
Major quake hits Japan – The terrestrial digital broadcasting service for cellphone. / MIKI Yoshihito (´・ω・)

iモードに代表されるようなキャリア限定の課金コンテンツ、SIMロック、キャリアメールなど、世界の市場からはかけ離れたいわゆる「ガラパゴス化」して発展してきた日本の携帯電話業界。

そこで生まれた文化もたくさんありますが、結果的に国内メーカー端末は日本でしか売れず、海外進出が難しくなるという弊害もありました。


そして時は流れ、2013年9月。

iPhoneやAndroidによりスマートフォンが普及し、今やスマートフォンでない携帯を「ガラケー」と呼び、ITに詳しくないことの証左としてすら使われる時代。

未だ根強くガラケーユーザーは多いですが、スマートフォン所有者の伸び率や若い世代での率の高さを見ると、ジリ貧なのは明らか。
一部を除き、ほとんどの携帯は今後もスマートフォンに入れ替わっていくでしょう。

ドコモ参入前から、日本のiPhoneシェアは世界トップ

Iphone country japan 3

今後携帯電話のほとんどを占めると思われるスマートフォンですが、なんと日本ではドコモ参入前の調査で既にiPhoneのシェアがダントツトップ(66.2%)。

これは日本の格差が他国に比べ小さく経済的に恵まれた国であることや、Android端末価格が高止まりしiPhoneと大差なかったことなどが理由として挙げられます。

ここに日本トップのキャリアが参入するわけですから、下手をすると8割を超えるiPhone寡占市場が誕生することに。
というか、高い確率でそうなるでしょう。

(参考:[ニュースリリース]アップルiPhoneは日本で堅調、66.2%のシェアを占める。
(参考:iPhoneが「割安」な日本、iPhoneシェアが世界ダントツだそうです | TABROID(タブロイド)

国内メーカーにも期待したいところですが、iPhoneや海外Android端末に市場を奪われ、ツートップ戦略でさらに追い討ちをかけられ、もはや虫の息といったところ。

このまま、国内ではSONYやSHARPなど残ったメーカーがAndroidの中のシェアを争うことになるんでしょうか・・・。


以上の通り、日本はガラパゴス携帯の国から世界の中でも極端なiPhone寡占国家になることは間違いなさそうです。

開発者もユーザーも、雪崩を打ってiPhoneに流れる可能性も

今さらドコモがiPhoneを出してもそこまで流入するかどうか…と懐疑的な声もありますが、一定数がAndroidからiPhoneへ乗り換えることは間違いないでしょう。

逆の流れができる要素はほぼ無いので、iPhoneのシェアは上がり続けます。


この流れを見て、Androidアプリの開発者はユーザーの少ない市場を見限り、iPhoneアプリに参入してくるかも。

ユーザーとしても、さらに周りに増えるiPhoneユーザーに加え、開発者の流入でより充実するiPhoneアプリと逆に衰退してくるAndroidアプリ市場を見れば、「私もiPhoneに…」となるのが自然な流れ。

自分自身iPhoneユーザーで、関連記事も多い当ブログとしては嬉しいことなのですが、あまりに独占状態になってしまうのも何だか怖いよなあ…と思ってしまいます。

あとがき

以前、“アップル経済圏”と、それに飲み込まれる日本や世界の企業を描いた「アップル帝国の正体」という本をレビューしましたが、さらにアップルによる支配が加速しそうですね・・・。

iPhone5s/5cの発売後どうなっていくのか、注目です。

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