2013年6月4日
個人事業

7 reminders to salaryman who want to freelance title
freedom … ! / kalyan02

現在会社に勤めているけれど、やりたいことが別にあったりいろいろと不満があったりして、将来独立を志しているという方は一定数いると思います。

身の回りにも様々な理由で会社を辞め、フリーランスになるという人が増えてきている印象です。

そして、ネットの一部でもフリーランスの良い面ばかりを挙げて奨励する人がいたり。
(もちろん、それに対する反論もあるのがネットですが)


それぞれ色々考えた上での決断でしょうから止めることも背中を押すこともありませんが、言っておきたいことがあるとすれば「恵まれた会社員という環境からフリーになることのリスク、本当に理解してる?」ということ。

「サラリーマン=不自由、フリーランス=自由」なんて短絡的に考えてないですか?ということ。

“何年は下積みしないと独立なんてムリ”とか型にハマったことを言うつもりはないですが、どのようなリスクがあるのかを知っておくことは重要だと思います。

今回は、私がフリーになって1年半で感じた「フリーになりたい人にクギを刺しておきたいこと」をまとめました!

① 安定しない収入、貯金が減っていく恐怖

7 reminders to salaryman who want to freelance 1
Calculating Taxes Up And Down / kenteegardin

十分わかっているとは思いますが、会社を辞めると安定した収入はなくなります。

しっかりとした地盤を作ってから独立すればそういうこともないでしょうが、多くの人は個人としての仕事を軌道に乗せるまでに時間がかかると思います。

その間、会社時代より少ない(ことが多い)安定しない収入と、セーフティーネットとして蓄えておいた貯金が徐々に減っていくのを眺めるのはなかなかキツイものがあるに違いありません。

かといって収入面ばかりに気を取られると、結局やりたかったことができずに日銭を稼ぐ状態に陥って、何のために会社を辞めたんだ・・・なんていう状態になるかも。

そのリスクを負ってでも独立したいですか?

② 将来の生活・スキルの不安

変化の激しい時代になってきたとはいえ、日本の企業であればまだまだそう簡単に辞めさせられることはありません。

会社に所属していれば、自分の技術や将来に漠然とした不安はあったとしても、まあなんとか生きていけるだろうという安心感があった気がします。

フリーランスになると、そうはいきません。
将来の生活なんて誰も面倒見てくれませんし、自分のスキルに市場価値がなくなれば食いっぱぐれます。

長く会社にいればそれなりには給料が上がるかもしれませんが、フリー長くやったところでそんなことはあり得ません。全て自分で稼ぎ出すだけです。

自分はそれでも独立してやっていける、もしくはどうにかなっても後悔はないと胸を張って言えますか?

③ 年金・健康保険は全部自分で

会社に所属している場合、年金は「厚生年金」、健康保険は会社が所属する組合などで加入している場合がほとんど。

さらに手続きを全てやってくれるだけでなく、それぞれ半額を支払ってくれているのです。
(私も会社辞めるまで知らなかった。。。)

つまり、フリーランスになると手続きを全部自分でするのはもちろん、支払う金額も増えるということ。

詳細は以下の記事をどうぞ。

退職の際の段取り・手続き(健康保険、年金、独立orハローワーク)

独立するとこれまで会社が負担していた分も払うことになりますが、問題ありませんか?

④ 確定申告などの会計、交渉事など全部自分で

年金や健康保険の手続きだけではありません。今まで例えば技術的なことに従事していた人であっても、独立したら交渉事やら、確定申告などの会計処理やらも全部基本的には自分でやらないといけないのです。
(友人や家族に手伝ってもらったり、お金を払ってプロに頼む方法もありますが)

人によっては、サラリーマン時代よりも自分の仕事に集中できなくなるかもしれません。それでも構いませんか?

初の確定申告(青色)を終えた私が、個人事業の開業時からするべきだったと思う3つのこと

⑤ 休んでも誰も稼いでくれない、手当ももらえない

会社に勤めていれば、一定日数の有給休暇がありますし、病気になったり最悪休職したとしても何割かの給料がもらえたりします。

フリーランスになったら、もちろんそんなものは皆無。
有給休暇も、休職手当も、育児休暇も、誰もくれません。その間は貯金を使うなり、家族に稼いでもらうなり、自分でがんばるなりしないといけないのです。

明日倒れたら、あるいは子供ができたら、どうしますか?

⑥ 動かないと誰も助けてくれない、誰も教えてくれない

会社は、基本的に同じ目的を持っている組織。
例えばプロジェクトに失敗したとしても、上司や同僚が助けてくれるはずですし、直接給料に反映されることは少ないでしょう。

新しい仕事でわからないことがあっても、その知識に長けたメンバーに教えてもらえるのが普通です。


フリーランスは、基本的に1人。
友人に助けてもらえることはあるにせよ、「あなたのことをどうしても助けざるを得ない人」というのは存在しないのです。

人に頼らなくても自分で稼げるスキル、あるいはこれから学んでいく自信がありますか?

⑦ 人との交流は積極的にいかないと断たれ、孤独に苛まれるかもしれない

7 reminders to salaryman who want to freelance 2
Reaching Out / brunkfordbraun

独立したいという人の中には、人間関係が原因という方も多いかもしれません。

ですが、辞めてから思ったのは「他人と定期的に会い続ける」ことには一定の効果があるということ。

もちろん仲の良い同僚もいればストレスを感じる人もいるのですが、それでも人と話しているとある程度気持ちがほぐれたりはするのです。
(家族がいる場合には、ある程度大丈夫だとは思いますが)


独立し一人の時間がアホほどできて嬉しい面もありつつ、ずっと一人でダラダラしていたり、あるいはいろいろ考え始めたりすると内に篭った考えになりがち。新しい刺激もなかなかありません。

私の場合は、福岡が好きだからと留まるだけでなく、いろんな場所に行って知り合い初対面問わず可能な限りいろんな人と会って話すようにしています。今のところそのバランスでちょうど良い。

独立し、引きこもってしまっても精神的、収入的に大丈夫ですか?
それとも、自分から積極的に人に会いに行ったり、あるいは人を集めることができますか?

あとがき

私も、サラリーマンを辞めブロガーとして独立した一人。
上記のリスクのうちいくつかは認識できていないまま飛び込んだ部分も正直あり、今考えるとゾッとしてきました。。。
本当に運が良かったんだなあと思います。


いずれにしても、フリーランスとサラリーマン、あるいは起業なりフリーターなり、本人が楽しく充実して過ごせていれば何でもOKだと個人的には思います。

もし大きな決断を考えているのなら、今回挙げたリスクも考えた上で決定するのがよいのではないでしょうか。

⇒もっと 「個人事業」に関する記事をチェックする!

フォローして更新情報をチェック