もしもの災害に備え、写真やビデオを「自炊」してデジタルデータ化&分散保存しよう!

Fire Resistant Photo Album
Fire Resistant Photo Album / Bryan Gosline

いわゆる「自炊(本の電子化)」がメイントピックのこのブログ。

アナログな紙製の本をデジタルなデータに変換して、「場所をとらず、重さがない」「デジタルならではの読み方、楽しみ方ができる」といった長所を享受するべく、記事を書いてきました。

さて、この「自炊」ですが、本だけがその対象なのでしょうか?

デジカメが無い時代にたくさん撮って現像した、家族の写真。
VHSで撮影された、子供の頃の懐かしいビデオテープ。

こういった昔の思い出は、万が一の災害や火事、紛失などが起こってしまえば、永遠に失われてしまうかもしれません。

実際に、東日本大震災でも津波で破損した写真が多く見つかり「損傷した写真を修復し、被災者のもとに返そう」という運動が起こっているほどです。

また、そのようなアクシデントがなくとも、写真は色あせ、テーブは劣化して、最悪の場合再生ができなくなってしまうかもしれません。
無くしてしまうことだってあります。

このような写真やビデオを「自炊」してデータ化し、きちんとバックアップしたりコピーして複数の場所に保存しておけば、思い出が永遠に失われる可能性は限りなく小さくなります。

では、実際にやってみましょう!


写真のデジタルデータ化はもちろんScansnapで

写真の「自炊」は、カラー対応のスキャナーならどれでも大丈夫だとは思いますが、私が使うのはもちろん本の電子化でも愛用しているScansnap S1500です。

今回は、私が大学時代所属していたヨット部の写真をデータ化してみます。

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まず、Scansnapの設定をしましょう。

取り込んだ写真を開くのは、Macの場合なら「iPhoto」を指定しておけば良いでしょう。
特にアプリに取り込む必要がなければ、「指定したフォルダに保存」で問題なしです。

picture_video_digitize_1

保存先はお好きなところに。写真につけたい名前も設定できます。
(日時のみ or 名称+連番)

picture_video_digitize_2

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読み取りモードは、「カラー」「片面読み取り」で。
元々の解像度がさほど高くないので、画質は「スーパーファイン」で十分でしょう。

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ファイル形式は「JPG」で。

picture_video_digitize_5

以上の設定を終えたら、取り込む写真をこのように裏向きにScansnapにセットして、ボタンを押すだけ。

picture_video_digitize_6

取り込み先をiPhotoに設定していれば、すぐに取り込んだ写真がこのように表示されます。

picture_video_digitize_7

拡大してもこの通り。十分キレイですね。

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以上、あっさりとデジタルデータ化が完了!拍子抜けするくらい簡単。
裁断のステップがない分、本の電子化より楽ですね。

ビデオのデータ化は、専用のケーブル&ソフトウェアで

VHSや8mmビデオなどのデータ化はある程度需要があるらしく、数社から専門のケーブル、ソフトウェアが出ているようです。

詳しい人はこういったものを使わずともデジタル化できるのかもしれませんが、普通の方はこれらの製品を使ってデジタル化するのが無難でしょう。

※なお、ビデオのデータ化は私自身まだ試していませんので、調べた限りでの情報を掲載しています。購入の際は仕様など良く読んで選んでくださいね。

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実家に古いビデオテープ(自分の幼稚園の頃の運動会とか。。。)があるので、いずれやってみようと思います。

Macユーザーは、私が調べた限り「ビデオテープ To DVD MacOSX版」しか対応しているソフトが無い模様。
(もし他にも良いソフトがあれば、教えてください)

なお、ここで紹介した商品でビデオをデジタル化する際には、別途ビデオデッキが必要なのでご注意ください。


また、ビデオテープだけでなくカセットテープやレコードもデータ化できる製品があるようです。

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カセットテープのデータ化製品はあると思っていましたが、まさかレコードまであるとは。調べてみて私も驚きました。



さあ、データ化が完了したら、消えたり壊れたりしないように複数の場所に保存しましょう!

デジタル化したデータを、クラウドと複数の場所へ保存してリスク分散

せっかくデータ化した写真やビデオですが、PCが壊れてデータが無くなってしまった、では意味がありません。

複数の場所に保存して、もしもの災害や紛失などに備えましょう。

HDDやDVDにコピー

まずは、自分で複製して保存しておきましょう。

普段保存しているのとは別のHDD(ハードディスク)に保存したり、DVDに焼いておけば、PCが壊れても安心ですね。

家族や友人に渡す

それでも、例えば家が地震や火事等に巻き込まれた場合、コピーもまとめて失われてしまうかもしれません。

そんな場合に備え、離れて済む家族や友人に、データやDVDを渡しておきましょう。
自炊した本のデータを渡すのは問題がありますが、自分で撮った写真やビデオのデータなら全く問題ありません。

クラウドストレージ(Flickr、Picasa、Dropboxなど)に保存

さらに安全性を高めるために、クラウドストレージにも保存しておきましょう。
クラウド、つまりその会社のサーバーに保存されることになるので、データが失われる可能性は非常に低くなります。

代表的なものを以下にご紹介。

Flickr、Picasaはどちらも写真、動画を保存できるクラウドサービス。
無料で一定の容量が使え、料金を払えばさらに多くの容量を使用できます。

Dropboxは、写真、動画に限らずファイルをクラウド上に保存でき、複数PC間で同期できるサービスです。

Dropboxについては、以下の本が詳しい。アルファブロガー2人がDropboxの活用法について徹底解説しています。

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それだけではないデータ化の効果。どんな昔の写真やビデオもすぐに取り出せる!

昔の写真やビデオは、得てして本棚の奥底にしまわれ、いざ見ようと思ってもどこにあるのかわからない…という状態になりがち。

データ化していれば、名前から検索したり、撮影した年月からiPhotoやフォルダを探したりと、部屋をゴソゴソ探すよりずっと簡単に取り出すことができます。

人にあげたいときも、もちろん原本を探して焼き増しやダビングなど必要なく、コピーしてデータを渡すだけ。

例えばFlickrに上げておけば、iPadのFlipboardで楽しく見ることもできます。
普通のアルバムで見るよりずっと楽しい!

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なお、FlipboardはiPadの無料アプリ。
FlickrやInstagramの写真、TwitterやFacebook、GoogleReader等をまるで雑誌をめくるように見ることができる、素晴らしいアプリです。

Flipboard 1.5.1(無料)

カテゴリ: ニュース, ソーシャルネットワーキング
現在の価格: 無料(サイズ: 3.6 MB)
販売元: Flipboard Inc. – Flipboard, Inc.
リリース日: 2010/07/21

App
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あとがき

もうすぐお盆ですね。実家に帰省するという方も多いことでしょう。
実家に眠っている写真やビデオを、この機会にデータ化してしまうのはいかがでしょうか?

無くなってしまうリスクがぐっと減るだけでなく、すぐに取り出せてとても便利ですよ!

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ABOUTこの記事をかいた人

牛嶋 将太郎@ushigyu

牛嶋 将太郎@ushigyu

株式会社エコーズ代表取締役社長(と名乗ってみたくて会社をつくりました)。当ブログにておすすめの製品やお店、旅行先、ガジェットなどを気のむくままに、わかりやすさを心がけて紹介しています。 長崎出身で福岡市在住。東京で就職しましたが独立を機に学生時代を過ごした大好きな福岡に帰還。