自炊した電子書籍(×iPad×Evernote)で実現する新しい読書スタイル『クリップ読書』のススメ

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IMG_6556 / abbybatchelder

『自炊(本を電子化)する』というと、単純に「紙の本をデータ化して、iPad等の電子デバイスで読めるようにする」と考える人がほとんどだと思います。

置き場所に困っていなかったり、電子デバイスで読むメリットが感じられない方であれば、それでも紙の本で読めばいいや、という人も多いでしょう。

では、自炊して電子書籍にすることで、「紙の本ではできない便利な使い方、楽しみ方」ができるとしたらどうでしょう?

今回はそのような方法の1つ、名付けて『クリップ読書』を紹介します。


『クリップ読書』とは

『クリップ読書』というのは、私が今考えた造語です。

簡単に言うと「スクリーンショット」を使って、本の中の記憶しておきたい場面を写真に撮るという方法。
(もっといい呼び名を思いついた方はご一報を。。。)

紙の本では、後で役に立ちそうなグラフや表、何度も見たいマンガの名場面があったとしても、そこだけを切り取って残しておくのはなかなか難しい。

頑張って写真を撮るか、コピーするか、いっそのこと手書きで写すか…どれも手間がかかります。

電子化していれば、これがスクショ一発で済んでしまうんです。なんと便利な!

ちなみに、iPadであればホームボタン+電源ボタン。MacやWindowsはOSの機能でスクショが撮れます。もちろんSkitchWinShot等のツールを使うのもアリ。

スクリーンショット、つまり画像データとして残すわけですから、この後の活用方法も自分次第で様々に広がりますね。

以下からは、そんな活用法の中で私が思いついたものを2つ紹介。

① 技術書・ビジネス書の目次やグラフ、表をクリップ→Evernoteへ

技術書やビジネス書を読んでいて、
 「このコードはちょっとメモっておきたいな」
 「このグラフはあとで使えそうだな」
ということ、ありますよね。

こういうときは、サクっとスクショを撮っておくと簡単に保存しておくことができます。iPadならその場でホーム+電源ボタンを押すだけ。

撮った画像は、例えばEvernoteの読書ノートに貼りつけておくというのはどうでしょう。

PCの場合はコピペで良いと思いますが、iPadの場合はPictShareが簡単。

iPadでPictShareを起動して、連携先にEvernoteを選択。

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これだけで、簡単にEvernoteへ送ることができます。

あとは、送ったスクショをコピペして読書メモに貼り付けるなり、「ノートのマージ」機能を使ってまとめてしまえば、図表入り読書ノートの完成です。

やっぱり図表で残っていると非常にわかりやすいですね。

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『クリップ読書』なら、紙の本に付箋を貼って、メモを取って…という方法とはまた一味違う読書メモを作ることができるんです。

② マンガの好きな場面をクリップ

普段マンガを読むとき、メモを取ったり付箋をはさんだりする人は恐らく少ないと思います。
特に好きな場面やセリフ等があっても、「確か◯巻のあのへんに…」と記憶しているくらいがせいぜいなのではないでしょうか。

自炊した電子書籍なら、そんな気に入った場面をスクショで簡単に残しておくことができます!

2つほど例を挙げてみましょう。

・ONE PIECE感動場面集

今や知らない人はいないほどの人気マンガ「ONE PIECE」。
その中でも特に感動のシーンをスクショに撮って、自分だけの名場面集を作っちゃいましょう。

私もいくつかそんな場面をクリップして、「Photo Layout」というアプリで試しに並べてみました。

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どうでしょう?
もちろんバトルシーンを集めてもいいし、自分の好きなキャラクターの写真集を作っても面白いですね。


・オラ☆無駄

このブログのタイトルの由来にもなっている「ジョジョの奇妙な冒険」。もちろん私も大好きなマンガです。

ジョジョの中でもはや名物(?)となっているのが「オラオラオラ」「無駄無駄無駄」とラッシュを繰り出すシーン。

そんな場面を集めれば、見るたびにみなぎってくること間違いなしです!

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他にも、

  • スクショで撮った表をプレゼンで使用(※もちろん、出典は明示)
  • 小説の挿絵を集めてストーリーを回想する
  • お気に入りのグラビアアイドルが載った雑誌を自炊&スクショを撮り、オリジナル写真集をつくる

などなど、便利で楽しい使い方はいくらでも広がりそう。

なお、今回の記事で使ったアプリは以下の2つです。

PictShare – multiple photos/movies uploader 2.3.2(¥250)

カテゴリ: ソーシャルネットワーキング, 写真
現在の価格: ¥250(サイズ: 3.4 MB)
販売元: itok – 啓 Ito
リリース日: 2011/01/04
App

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Photoレイアウター ゆびさきデザイン Photo Layout 1.2(無料)

カテゴリ: 写真, 教育
現在の価格: 無料(サイズ: 3.6 MB)
販売元: Cyclohexa-design Co., Ltd. – Cyclohexa-design
リリース日: 2010/05/13

App
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自炊した電子書籍で広がる、新しい読書のかたち

いかがだったでしょうか。

念のため言っておくと、決して紙の本をdisっているわけではありません。
紙の本には紙の本の良さ、楽しみ方がありますからね。

ただ、せっかく自炊して本を電子化したのなら、ただiPadやパソコンで読むだけでなく、「電子化した本でないとできない」楽しみ方をしなきゃ損ですよ!と言いたいだけなのです。

今回はひとつの活用例を紹介しましたが、電子書籍でないとできない楽しみ方、まだまだあるはず。
また何か思いついたら、記事にしたいと思います。

もし他にも面白い活用方法を思いついた方がいれば、Twitter(@ushigyu )なりコンタクトフォームから教えてくれると嬉しいです!


自炊に興味が出てきた…という方は、以下の記事をどうぞ!

jisui_matome_title【保存版】本の電子化(自炊)ならこの記事だけ見ればOK!なまとめ
~裁断、スキャンから処分まで徹底解説~

ABOUTこの記事をかいた人

牛嶋 将太郎@ushigyu

牛嶋 将太郎@ushigyu

株式会社エコーズ代表取締役社長(と名乗ってみたくて会社をつくりました)。当ブログにておすすめの製品やお店、旅行先、ガジェットなどを気のむくままに、わかりやすさを心がけて紹介しています。 長崎出身で福岡市在住。東京で就職しましたが独立を機に学生時代を過ごした大好きな福岡に帰還。
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